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◆ 2016 年 3 月期第 2 四半期連結業績の概要
当第2四半期累計(上期)の連結業績は、売上高1,065億29百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益96億32 百万円(同10.0%増)、経常利益97億96百万円(同16.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益64億51 百万円(同6.5%増)となった。
売上高の内訳は、単体が826億55百万円(前年同期比2.8%増)、連結子会社が460億11百万円(同9.6%増) となり、営業利益については、単体が55億5百万円(同12.7%増)、連結子会社が39億75百万円(同6.5%増) となっている。
売上高の状況として、単体ではアドバンストマテリアルズ事業部門がスマートフォンなどの需要効果により半導 体関連粘着テープおよび積層セラミックコンデンサー(MLCC)製造用コートフィルムが伸長した。オプティカル材事 業部門では偏光フィルムのダイレクト塗工品が伸長となったが、ノンキャリアと表面加工は減少した。連結子会社 では、中国やアセアン地域の景気減速の影響を受け、印刷・情報材事業部門や産業工材事業部門において伸び を欠いたが、半導体関連粘着テープが台湾、韓国などで伸長したほか、液晶ディスプレイ関連粘着製品が韓国、 台湾で順調に推移した。なお、連結ベースでの円安による売上高への増加影響額は約40億円となった。
営業利益については、単体では増益要因として、販売数量の増加および売上構成の改善で約11億円、石化原 材料や燃料の調達コスト下落で約 2 億円などがあった。一方、減益要因としては、研究所新棟建設などによる固 定費の増加で約9億円があった。連結子会社では、マディコ社の業績低迷、リンテック・インドネシア社の売り上げ 減少などにより低調に推移した。なお、連結ベースでの円安による営業利益への増加影響額は約 15 億円となっ た。
◆ 2016 年 3 月期第 2 四半期連結業績 セグメント別の概要
まず印刷材・産業工材関連については、売上高は印刷・情報材事業部門274 億61百万円(前年同期比 3.9% 増)、産業工材事業部門169億71百万円(同4.1%増)となり、売上高合計は444億33百万円(同3.9%増)となっ た。営業利益は13億11百万円(同24.8%減)となっている。
印刷・情報材事業部門では、シール・ラベル用粘着製品が海外で中国、アセアン地域の景気減速の影響を受け て伸びを欠いたが、国内では飲料・医薬関連などを中心に堅調に推移した。産業工材事業部門は、ウインドーフィ ルムが中国の景気低迷の影響などもあり低調であったものの、二輪を含む自動車用粘着製品がインドやアセアン 地域において堅調に推移した。
次に、電子・光学関連については、売上高はアドバンストマテリアルズ事業部門218億98百万円(前年同期比 12.7%増)、オプティカル材事業部門 215 億22 百万円(同 8.0%増)となり、売上高合計は 434 億 20百万円(同 10.3%増)となった。営業利益は60億10百万円(同15.7%増)となっている。
アドバンストマテリアルズ事業部門では、半導体関連粘着テープがスマートフォンなどの需要効果により大幅に
7966 リンテック
西尾 弘之 (ニシオ ヒロユキ)
リンテック株式会社社長
スマートフォンの需要効果などにより増収増益
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伸長したが、半導体関連装置は前年同期並みに推移した。また、MLCC 用コートフィルムはスマートフォンや自動 車用などの需要効果により大幅に伸長した。オプティカル材事業部門では、国内では前年同期並みに推移し、韓 国、台湾では順調に推移した。
最後に、洋紙・加工材関連については、売上高は洋紙事業部門83億23百万円(前年同期比3.2%増)、加工材 事業部門103億52百万円(同0.3%増)となり、売上高合計は186億75百万円(同1.6%増)となった。営業利益 は22億74百万円(同28.6%増)となっている。
洋紙事業部門では、主力のカラー封筒用紙は前年同期並みに推移したが、耐油紙はコンビニエンスストアやフ ァストフード店向けなどの需要効果により増加した。加工材事業部門では、粘着製品用剥離紙は低調に推移した が、炭素繊維複合材料用工程紙は航空機用を中心に伸長した。
◆ 2016 年 3 月期通期連結業績の見通し
今期の通期連結業績の見通しについては、5月8日に公表した売上高2,200億円(前期比6.1%増)、営業利益 185億円(同9.6%増)、経常利益183億円(同2.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益127億円(同8.9%増) を変更していない。
また、配当については、中間配当を当初予想どおり1株当たり27円とし、期末配当についても当初予想の1株 当たり27円を変更していない。
上期の連結業績は前年同期に比べ増収増益を確保することができた。第3 四半期以降は、米国では底堅い個 人消費などを背景に堅調な推移を続けるものと予想されるが、アジア地域では中国を中心として景気の先行きに 減速感が増していくものと考えている。一方、我が国では、中国向けの輸出の不振や個人消費の低迷などにより、 景気の持ち直しは不透明な状況が続くと予想している。そのような中、今後も会社が持続的成長を遂げていくため に、国内外のグループ全社員が一丸となって努力していく。
◆質 疑 応 答◆
今期の通期業績予想を期初に公表した数値から変更していないということは、上期から下期にかけて減速する ということになるが、セグメントごとに上期から下期への方向性を教えてほしい。
営業利益についてみると、上期は96億32百万円で、セグメント別には印刷材・産業工材関連13億11百万円、 電子・光学関連60億10百万円、洋紙・加工材関連22億74百万円となっており、下期についてもこの傾向は変わ らず、通期では倍近くになるのではないかと考えている。ただ、固定費の増加が10億円ほど想定されていることな どもあり、当初予想の185億円は変更していない。方向性としては、上期に比べ利益率は大きく下がるが、額は若 干のマイナスで済むとみている。
来年度が中期経営計画の最終年度になるが、現時点での計画目標の達成可否について感触を伺いたい。 売上高については相当厳しい状況と感じているが、利益面は当初目標をなんとか達成できるものとみている。
(平成27年11月16日・東京)
*当日の説明会資料は以下のHPアドレスから見ることができます。 http://www.lintec.co.jp/ir/library/presentation.html
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